英国政府は引き続き ツイッター/X 億万長者のテクノロジー界の大物、イーロン・マスク氏が今日もキール・スターマー氏への攻撃を続けたことから、マスク氏は公式コミュニケーションには同プラットフォームを使用しているが、有料広告には使用していないことがわかった。
マスク氏は、英国全土の暴動におけるソーシャルメディアの役割をめぐって英国首相と口論を繰り広げている。
今日、マスク氏はデイリー・テレグラフ紙のものとされる偽ニュース記事に反応し、「キール・スターマー、フォークランド諸島に『緊急収容キャンプ』の建設を検討中」という見出しの記事のスクリーンショットに「収容キャンプ」とツイートした。
記事のサブタイトルは「英国の刑務所はすでに収容能力が限界に達しているため、現在進行中の暴動の囚人を収容するために収容所が使用される」というものだった。マスク氏が反応した偽ニュース記事は、極右政党ブリテン・ファーストの共同代表アシュリー・サイモン氏が投稿したものだった。マスク氏はその後、この投稿を削除した。
テレグラフの広報担当者は「これは存在しない記事の捏造された見出しです。関係するプラットフォームに通知し、投稿を削除するよう要請しました」と述べた。
マスク氏はまた、暴動に関する資料をオンラインで共有することは犯罪になる可能性があると警告したイングランドとウェールズの検察局長スティーブン・パーキンソン氏へのインタビューに関するスカイニュースの投稿に対して「これは実際に起こっている」とツイートした。
マスク氏が有害なコンテンツや誤情報の削除に真剣ではないとの懸念から、一部の企業はXでの広告掲載を懸念している。
今週初め、マスク氏のXが世界的な広告団体と、マース社やユニリーバ社を含む大手企業を、同サイトを違法に「ボイコット」しようと共謀したとして訴えていることが明らかになった。
一方、英国政府はツイッター上で広告を出さない方針を継続すると関係者は語っている。
テレグラフ紙は昨年11月、マスク氏の所有権ではなく、プラットフォームへの広告費の有効性に関する商業上の理由から、英国政府がプラットフォーム上での広告を停止したと報じた。
テレグラフ紙によると、情報公開請求に基づき、ホワイトホールの各省庁は2022年にツイッター広告に540万ポンドを費やしたという。しかし、英国政府は公式のコミュニケーションには引き続きXを使用するものとみられる。